世の中には、よくお金を軽視するような
発言をする輩がいる。
「人生金だけじゃない」
「世の中には金で買えないものがある」
たしかにカネ以外の物事に対して
敬意を払うことは素晴らしいことだとは思う。
なるほど日本人らしい慎ましき美徳だ。
ただ、資本主義を生きるうえで必要不可欠な
命の次に大切であるお金を、わざわざ軽蔑する意味は
果たしてあるのだろうか?
それはただ、金持ちを妬んだり羨んだりしている
だけじゃないの?
俺にはそう思えてならない。
勿論そうではなく、
立派な考えを持った上で説得力をもって、
発言する人だっている。
だが、大方の人はこういった発言をする以前に、
責任を持てるだけのお金を稼げていない事が殆どだ。
金を稼ぐことなく
金の価値を語ることは絶対に出来ない。
社会貢献だとかボランティアだとか
聞こえがいい活動をするのは、
金をたんまり稼いでからでも遅くは無い。
金儲けをすれば、
もれなくその社会的弱者や恵まれない人たちに
税金という形でおのずと貢献することが出来る。
そのお金はインフラにだって使われるし、
生活保護という形だったり、
弱者救済という形で立派に使われるのだ。
口だけご立派に御託を並べて、
お金を卑下したところでなにも生み出さないし、
社会の役には立ちはしない。
スポンサーリンク
毎日の食いぶちに困っている人に、
とても他者や社会を冷静に思いやる余力などない。
まずは金の大切さを理解した上で、
それから慈善活動に参加すればいい。
金儲けは最高のボランディアなのだから。