FXの世界で勝ち続けるためには、
必ず何らかの優位性ある「規律」が必要だ。
規律なき取引は、
その都度大切なお金をドブに捨てるようなもの。
これは、裁量トレーダーとて例外ではない。
相場の世界で生き残る為には、必ず規律を持ち、
それに従う必要があるのだ。
明確なぶれないルール(規律)に従うからこそ、
トレーダーは、自身のトレードに自信が持て、
迷いもなくなり、健全なメンタルを維持できる。
たとえルールがあったとしても、
それが曖昧であれば何の意味もない。
明確な規律を持たない限り、
すべてのトレードが、
単なるギャンブルに成り下がる
危険性を常に孕んでいる。
それが、相場の世界の恐ろしさ。
あなたが思っている以上に、
人間のメンタルというのは弱くて脆い。
例えどんなスーパートレーダーを持ってしても、
生死を分けるヒリつくような極限状態においては、
冷静で居られる保証など何処にもない。
だから、まずは「明確なルール」を決めること。
拠り所となる規律を持つこと。
一旦がっちりルールが決まれば、
それに従い取引結果を分析することで、
実際に優位性があるかどうかも確かめられる。
FXでは、自分の用いるルールや手法を
正しく評価する事が本当に大事。
しかし、実際に自分が使っている手法に
優位性があるかどうか調べた人は、
どれほどいるのだろうか?
「面倒くさい」
「数字に弱いから」
「やり方がわからない」
兎にも角にも、色んな言い訳をして
なあなあのまま、トレードに臨んでいる人も
多いんじゃあないかと思う。
これでは、いつまで経っても
自分のトレードに自信が持てないし、
成長も実感出来ない。
そうした曖昧な精神状態のまま、
一旦自分のやり方に疑心暗鬼になると、
今度は他人の芝生が青く見えてくる。
「もっといい手法があんじゃねえの??」
「このシグナル配信まじスゲェー!!」
みたいな感じになって、
最終的には、ホントかどうか疑わしい
信憑性の欠片もない、ロジック不明の
怪しげな商材に次々と手を出してしまう。
そんなことになっては、
俺自身、あまりに哀しいし、凄く切ない。
コツコツと取引結果を取り貯めるのも、
計算式を理解するのも、数字を眺めるのも、
得意でないのはよくわかる。
それは俺だって同じだ。
初めは要領を得ず、
とにかく面倒くさくて全然続かなかった。
誰だって最初は上手くはいかない。
だが、慣れてくると
データを集めて記録することが習慣化され、
優位性のあるルールを見つける喜びを知り、
検証自体も徐々に苦痛ではなくなっていった。
だから、貴方にもぜひ一度
検証に取り組んでみて欲しい。
今日は、必要最低限ではあるが、
そのための検証方法を紹介しようと思う。
準備編
FXで検証作業をするには、
様々な方法があるが、最もポピュラーなのは、
エクセルを使った検証であろう。
もちろんPCが苦手で、
表計算ソフトなんて使い方がわからん!
ってえ人は、手作業でも出来なくはないけど…
統計的な優位性を測るのであれば、
かなりの母数を必要とするので(最低200は必要)、
ずっと継続するとなると、ちょっと辛いかな。。。
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Excelは、1度使えるようなると、
この先あらゆる面で役立つし、
そんなに複雑な計算式や操作が求められる
わけでもないので、ここは1つ覚悟を決めて、
学んでみるのも悪くはない。
とはいえ、どうしてもそこに費やす時間が惜しい!
って人もいるとは思うので、、、
もし需要があるようであれば、
俺が実際に使っているExcelシートの配布も
検討している。
↓↓↓こんな感じのやつ。
他に有名どころでは、
ForexTester2(FT2)なんかがよく知られている。
これは、MT4(メタトレーダー4)の
ヒストリカルデータを使った検証ソフトで、
過去に遡ってリアルタイムにチャートを表示させ、
実際の過去の相場環境でトレード&検証が出来るという代物。
チャート送りの速度を2倍速にしたり、
トレード結果を自動で集計したりと、
なかなかに高性能なので、もちろん有料である。
元は海外のソフトだけど、
日本語メニューで操作も可能だし、
過去10年分のデータを使って、
いつでも好きな時に好きなだけ検証出来るので、
値段分の手にする価値はあると思う。
本格的に検証を極めたい人にはオススメ。
と…まぁいずれにしても、
ある程度のハードルは避けては通れない訳で、
好みのものをまずは準備しておこう。
ちょっと長くなったので、今日はここまで。
次回は、いよいよ本格的に、
1つ1つの「検証」ファクターについて説明し、
具体的な解説に入っていくので、お楽しみに!
続きはこちら
⇒現在実践中のFX手法で利益が出るか検証する方法とそのポイントとは?②