さあ、いよいよ今年も始まった。
この三箇日で、「今年こそ!」
と壮大な夢を描いた人も多いに違いない。
あなたの今年の目標はなんだろうか?
人はいつでも、目標に向かって邁進するが、
その多くは実現することなく、再び年末を迎える。
それは、ほぼすべての人間が、
目標に向けて行動するのではなく、
行動を通して真の目標を、後から知るからだ。
食い物の味は食ってみりゃあわかる
いきなり意味不明なタイトルで
始まったが、意味はそのまま。
食べ物の味を知ろうと思ったら、
「色艶がいいから美味そう」とか、
「香りがいいから絶対旨い」とか、
御託を並べてあれこれ評価するより、
清く実際に食ってみるのが、
一番手っ取り早くて、
間違いないってこと。
例えば、ちょっと時期外れではあるが、
キノコを思い浮かべて欲しい。
(俺は長野出身なのであえてキノコw)
キノコって、星の数ほど種類がある。
美味しいキノコ、マズイきのこ、
そもそも食えない「毒キノコ」…
その種類は、実にさまざま。
一目見て明らかに「毒」がある…
と、判断できるものもあるにはあるが、、、
そのほとんどが、
見た目では「毒キノコ」かどうかは
素人目にはわからない。
だから毎年必ず中毒者が出て、
病院送りになる人が後を絶たない。(笑)
山に詳しい人でも勿論すべての
毒キノコを把握しているのではなく、
「食えるキノコ」だけを選んで採っているに
過ぎないわけで。。。
今現在「食べれる」と判明しているキノコは、
最初は食えるかどうかさえわからなかった。
一個一個、大学の研究室なんかに持ち込み、
成分を分析すれば、勿論毒があるかはすぐわかる。
でも全てのキノコをそうするわけにはいかないし、
結局は食って試すのが一番早い。
ここからは推測の話になるが、、、
現在の食えるキノコの多くが、
先人たちの数多の犠牲によって、
食用として成り立っていると俺は思う(笑)
とりあえず、
食ってみなきゃあ埒が明かない。
ちょっとキノコだと伝わりづらいので、
納豆やヨーグルトなんかだとわかりやすいかな。
(最初からそれで例えろw)
発酵食品って、見た目や匂いからすると、
確実に食えそうにないじゃん!?
アレを最初に食べようと思った人は、
まさに”真の勇者”だと俺は思う(笑)
実際に食ってみて、
はじめて「いける!」って思える。
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そんな食材は、世界中にいくらでもある。
でも最初の一口目、
「かぶりつく勇気」のハードルは、
とてつもなく高い。
最初は誰でも尻込みするもの。
要は、”第一歩目”が肝心なのだ。
自分が腹のそこからやりたいことはなにか?
自分が持っている本当の強みはなんなのか?
どうすれば過去の自分より、
効率よく成長できるようになるのか?
これらを知るためには、
あれこれ時間をかけて屁理屈をこねるより、
食い物にかぶりつけば良い。
これから食べるべき食材を吟味し、
リスト化して一つ一つ食べていけばいい。
もちろん「毒」のあるものは避けて、
食べられる食材だけでいい。
多少腹は下しても、
早々死ぬことなんてありはしない。
食材を食ってみたら、
その味わいを元に再びリストを更新する。
そうすることで、
「お目当ての味」に辿り着く可能性が、
徐々に高まっていく。
年始に目標を立てながらも、
行動すら起こさず、未達成の人は後を絶たない。
人生なんてものは、
控除率の低い「宝くじ」のようなもの。
期待値は相当ある。
重要なのは、より多くの食材を
四の五の言わず、積極的に食べてみることだ。