FXで勝ち続けるためには、
手法はなるべくシンプルなものの方がよい。
単純なルールの手法ほど、
長期にわたって機能し続ける可能性が高まる。
大概の人は中級者ぐらいになると、
テクニカルやファンダメンタルの知識がかなり
ついてきて、ダマシを回避しようと色んな指標を
用いてフィルタをかけることに必死になる。
だが、これでは取引回数が減少するばかりで、
未来の相場では機能しない可能性が大だ。
検証するための母数が減れば、
当然そのデータの信憑性も下がってくる。
実は、過去の相場だけで機能するルールを
作ることはそれほど難しくはない。
過去の相場データに最適な数値を
パラメーターとして当てはめていけば、
数値上はとんでもないパフォーマンスを
出すことは出来るのだ。
これをシステムトレーダー達の間では、
「最適化」と呼ぶのだが、こういった形で
作られたシステムというのは驚くほど
未来の相場で通用しない。
過剰に最適化された手法というのは、
相場環境がちょっと変わっただけで、
大きくパフォーマンスが落ちる。
要は、柔軟性が全くないのだ。
相場というのは、いつ何時も参加者が異なる。
過去においても未来においても、
全く同じ相場環境というのは訪れることはない。
過去の結果のためだけにフィーチャーしても、
もろい手法が出来上がるだけだ。
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じゃあ、どんなシンプルな手法ならいいか?
って話になるんだが、、、
最低限で言えば、
・優位性があること。
・ドローダウンがあまり深くないこと。
・裁量の余地が殆どなく明確なこと。
まあ、これぐらい満たせばまずは合格。
あとは、ブレずに淡々と一貫した取引が
出来れば、自然と利益は上がっていく。
連敗しようがドローダウンしようが
まず徹底して続けてみること。