世の中には2通りの人間がいる。
何か自分に不都合なことが起きた際、
「新しい課題が見つかった」
と積極的に物事の改善に励む人と、
「そんなこと聞いてない」
とすぐに人のせいにして言い訳する人だ。
前者の未来は実に明るい。
前向きにコツコツと諦めることなく
PCDAサイクルを繰り返し継続することで、
必ずそういった問題点を克服出来る日がやって来る。
だが一方、後者の未来は非常に暗い。
成功者や勝ち組になりうる人間は、
そういった言い訳はしない。
「他人が教えてくれる」
「他人が知っている」
自発的に自分で情報を処理することなく、
とにかく誰かが与えてくれるのをひたすら待つ。
己の頭で考えることなく、自分の人生の舵を
すべて他人に委ねてしまっている。
完全に他力本願の支持待ち人間。
俗に言う奴隷人間を量産する体制が、
今の日本の教育には未だしっかりと
盛り込まれているので、こういったマインドが
潜在意識に刷り込まれるのも無理はない。
だがもしあなたが、
本気でトレードの世界で
勝ち組になりたいのであれば、
この考え方を大きく変える必要がある。
「相場で勝てるようになる方法は
誰かが知っていて、誰かにそれを教わればいい」
こう思っているうちはダメだ。
トレーダーというのは、
ただでさえ孤独な仕事だ。
ポジションを持った瞬間からは、
たとえ身内だろうが、親友だろうが
だれも助けちゃくれない。
トレーダーとしての方法論や考え方というのは
己の力で鍛錬・検証し、実際に経験を積むことで
初めて自分の血肉になる。
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最終的には
「自分でやってみる」
しかない。
極論すれば、
「俺はトレードで勝つ方法を知っているし、
俺は稼ぎ続ける方法がわかっている」
だが、
「あなたがトレードで勝つ方法はしらないし、
あなたが稼ぎ続ける方法はわからない」
こういうこと。
人間というのは、自分で見て経験した物しか
本当の意味では信じられない。
自分の力で会得した物のみを信じることで、
やっと相場という土俵に立てる。