俺の親友はみんな「変」だ。
こんな事を言うと、
現実世界では当然散々な目に合うので、
普段は口にしないのだが…。
あえて一言で言い表すなら、、、
誰も彼もが「非常識」。
それも単なる変わり者というよりも、
変人とか変態とか、そういうレベルの人間が多い。
普段から「変わり者」
と呼ばれるこの俺が言うのだから、
そのレベルは相当なもの。
もちろん常識的な部分も持ちあわせてはいる。
だが、何かしら「変」な部分が存在するのが
妙な共通点。
どこか頭のネジが一本外れてしまっているような…
そんな印象すら受ける。
その中には、極端な思想を語る
理想主義者もいれば、
何でそんなことにこだわるの?
という価値観がぶっ飛んでいる人、
喋るスピードが音速並みに早くて、
聞き取るのが困難な人もいたりと、
接していて非常に面白い。
尖った個性を持っているので、
最初は面食らうが、つき合いが深まれば皆、
本当に魅力的な人ばかりだ。
実際、彼らは「変」であるからこそ、
常識の基準にとらわれない発想と発言で
大いに俺を楽しませてくれる。
当たり障りのない常識的な会話ほど、
退屈でつまらない物はない。
やはり腹を割って、取り繕う事なく
本音で語り合えてこその仲間だ。
俺はある時から周囲の人達が
「変」であることに違和感を持たなくなった。
要するに会う人達が
「変な人であることが当たり前だ」
と思うようになっていたのだ。
失礼な言い方かもしれないが、
何の変哲もない人のことを
「つまらない」と思うようにもなっていった。
むしろ自分が、
そんなつまらない人になってしまっていないかと
気になるようになったぐらいだ。
そんな状態にどうやってなったのかといえば、
それは非常識な人達に
多く会い続けたからに他ならない。
俺は投資畑の人間で、
しかも法人としてトレードしてきたので、
同じ社長として自営や経営者の方と
直接接する機会が多くあった。
相場では、「大衆は常に間違う」。
よってその対極にいて、
利益を上げているトレーダーというのは、
いい意味で普通ではなかった。
そのためか、彼等の非常識な部分に
接する機会が多かった。
そして一番大きな要素は、
師であるシステムトレーダーやその門下生の
マインドに触れ続けたということだと思う。
彼等のマインドは、
すでに非常識な友人達に多く会っていた
俺から見ても、さらに非常識だった。
当然のように、
師や門下生のマインドを受け継いだ人達にも
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会う機会が増えていき、
そうやって俺はさらに非常識に染まっていった。
『常識とは18歳までに集めた偏見のコレクションである』
これはアルベルト・アインシュタインの名言で、
俺が好きな言葉の一つ。
世間でいう「常識」など、
所詮その程度の価値しか持ち合わせてはいない。
数年前まで非常識だと思っていたことが、
今の俺には常識だと捉えていることがたくさんある。
きっとあなたも、
これまでは非常識だと思っていたことが、
ふと気づけば常識になっているなんてことが
あるのではないだろうか。
それはきっと成功に近づいている証拠だと思う。
だからあなたは成功を信じて、
一層の非常識を目指しても良いのではないか?
自分の業界の当たり前をぶち壊すとか、
常識的な考えを主張されたらはねのけるとか、
冴えない一般人がやりそうにはないことを
積極的にやれば良いと思う。
ぜひ恐怖を克服して欲しい。
目の前に道が2つあって、
片方の道に大勢が群がっている時、
勇気を持ってもう片方の道に進むと決めること。
また、そのような非常識な行動を
するのと平行して、非常識なマインドも
どんどん取り入れてみることだ。
もっともっと自分から
非常識に染まるように努めて欲しい。
結果として、
より上のステージの「非常識」が
あなたの「常識」になる時、
あなたはきっと成功を手にしているはずだ。