競馬や競輪、競艇、パチンコ、宝くじ…。
日本には沢山のギャンブルが存在するわけだが、
あなたはそれぞれの控除率を一覧で把握しているだろうか?
公営ギャンブルには必ず胴元が存在する。
胴元は慈善事業でやっているわけではなく、
あくまで金を稼ぐことが目的だ。
そして、その胴元の稼ぎは
参加者の賭け金から出ている。
控除率とは、その胴元がギャンブル参加者から
搾取する手数料…
要は、取り分の比率を表すものだ。
例えば、
日本で最もポピュラーな人気を誇る宝くじ。
誰もが億万長者を夢見て、
一度や二度は買ったことがあるだろう。
実は、宝くじの控除率というのは、
他と比較しても日本のギャンブルの中で最も高く、約50%〜60%とされている。
博打のイメージが強い競馬や競艇でさえ、
約25%なのだからいかにボッタくっているかがわかる。
1度控除率の観点から宝くじを見てしまうと、
バカバカしくて2度と買う気が起きない。
もし買うとしても、一等賞金1億円程度では、
まったく割に合わない。
海外のように、賞金の額が青天井に
キャリーオーバーしていけば、
まだ魅力はあるのだが。。。
現状では、単に情弱から公に税金をむしり取る為
だけの便利な搾取装置に過ぎない。
胴元は絶対に負けない仕組みに
なっているのだから、これほど安定したビジネスモデルは他にない。
ギャンブルというのは、
胴元の手数料が高ければ高いほど参加者が勝ちづらい。
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こういった仕組みを理解して割り切った上で、
一喜一憂するのは自由だ。
だが、全く控除率というものを知らずに
ギャンブルに手を出すというのは、愚か過ぎると言うほかない。
お祭り騒ぎをして楽しむイベント料と割り切るなら高くはない。
俺も付き合いで馬券を買ったり、
宝くじを買ったりぐらいはする。
だが、本気で金を増やしたいのなら、
こんな余興に時間を費やすのはムダだ。
もっと率先してやるべきことは他にある。
限りある時間とお金は大切に…。