「大衆は常に間違っている」
自己啓発の大家アール・ナイチンゲールの名言
として広く知られるこの言葉…。
相場の世界では、
誰もが知る有名な格言でもある。
大衆は思い込みや錯覚で投資するから
常に損をするもので、
大衆というものから抜け出さなければ
相場での成功は無いという意味だ。
俺は相場の世界で、初めてこの事を学んだ。
「ゼロサムゲーム」のFXでは、
9割を占める「敗者」の存在が、
1割もの「勝者」を常に支えている。
厳しい言い方をするようだが、、、
投資における一般大衆は、まさにカモ。
マイノリティーを占める「勝者」からすれば、
多数派を占める「敗者」の存在は、
貴重な養分でしかないわけだ。
そして、これは何も投資に限る事でなく、
人生そのものにも当てはまる。
「家族が…」
「先生が…」
「友人が…」
「他の誰かが…」
「周りの人がそうしてるから…」
多くの日本人が未だ、
こうした「依存」という名の病に囚われている。
それが「普通」。
それが「常識」。
それが「当たり前」。
自分の頭で考えず、
いつまでも「他者依存」の姿勢では、
いつまでたっても人生に劇的な変化なんて、
訪れやしない。
まあ考えみれば当たり前の話だが…
マジョリティーが賛成するものなんて、
大した価値なんてありはしない。
所詮は考えつくされたもの。
物事の本質っていうのは、大衆が反対する、
大衆があまりやりたがらない少数の事象にこそ、
宝が埋まってると考える方が自然である。
考えてもみてほしい。
あなたの身の回りのモノやサービスで、
極々ありふれた発想から生まれた商品がいくつあるだろうか??
他の商品と差別化を図り、需要を喚起し、
世に溢れるほどのヒット商品には、
必ず何らかの「違い」がある。
その差別化された「違い」こそが、
大きな「付加価値」となり、我々消費者の欲求に
答える事に繋がっている。
そこで初めてイノベーションが生まれるわけだ。
通常では考えもつかない、
常識ではありえないことを実現するからこその
イノベーションなのである。
これは勿論、人に対しても言える事。
「世間体」や「常識」と言った、
誰もが抱く感情に流されてしまっていたら、
当然多数派に埋没する。
普通の言動をとっていたら、
もちろん普通の結果しか得られはしない。
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まぁ実際は、、、
普通でいる事のハードルが上がり続けている
この世ので、普通を目指すだけでは
どんどん衰退していって普通ですらいられないんだが…
それでも・・・
「普通の人間(大衆)でオレはいい!」
っていう奴は、別にそれで良いと思う。
でも普通じゃない人間になりたいんだったら、
普通ではない、ありきたりでない、
異常に見える程の言動をしてこそ、
ぶっ飛んだ結果が得られるのである。
これが世の中の世知辛い「真理」だ。
今の現状を変えたいのに、
思考も言動も今のままでは、
そりゃあ、変化が望めるべくもない。
非常識である事の大切さは、
この記事でも述べているので、
是非参考にしてみてくれ。
⇒変わり者?変人?大いに結構♪ 常識の基準を捨て去り非常識に染まれ!
ただ、こういう事を主張すると必ず…
「じゃあ、変人になればいいんだ!」
ってな具合に誇大解釈する輩がいるんだが、
べつに変人になれ!とは言わない。
俺が言いたいのは、常識や普通に安住し、
リスクを恐れ、自分に言い訳しながら
現状に甘んじてない??って話しね。
まずは今すぐ自分の心に問いかけてみよう!
「お前は、常識の奴隷になっていないか?」と。