ノウハウコレクター。
この言葉を聴いて、
耳が痛い人もいるかもしれない。
なぜなら、何を隠そう俺も以前は
この中の一人だったからだ。
現代社会は、どこに行っても
何をするにも情報が溢れている。
その真偽を判断するには、
あまりにも情報量が多過ぎる。
情報過多。
これが原因で、
自分に必要な知識も、何をやればいいのかも
その判断基準が揺らいでしまう。
- 学ぶことや情報が多すぎて消化しきれない……
- 自分にとって何が重要かわからない……
- 何をやればいいか確信が持てず、
常に迷い、フラストレーションを感じる……
あなたにもきっと、こんな経験があると思う。
消化しきれていないのに新しいノウハウ、
新しい情報を次々に求め、
心の底では使わないとわかっていても、
ついつい買ってしまう。
一旦この誘惑に負けてしまうと、
次々とこうした劇薬に手を出すようになる。
魔法の薬は気持ちいい……。
「これさえ買えば、一発逆転!一気に儲かる!」
完全な依存症だ。
魔法の薬を買う
↓
報酬・快感
↓
全体像がわからないがノウハウは増える
↓
やりたいことが増える
↓
混乱する(何からやればいいか分からない)
↓
フラストレーションが溜まる
↓
刺激を求める
↓
魔法の薬を買う
↓
………以下ループ。
一旦この負のスパイラルに迷い込むと、
なかなか抜け出すことは難しい。
もっともっと刺激を求め、更に不感症になる。
行動が衝動的になり、常に不安でイライラし、
常用しなければ我慢出来ないほどの
禁断症状が出てくる。
そして結局は、学べば学ぶほど
混乱して何も実行できなくなる。
最悪のパターンだ。
では、なぜこんな症状に多くの人が
陥ってしまうのか?
その根本的な理由。
それは……
魔法の薬を買うことが、
最も簡単で手軽に快楽を得られる方法だから。
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ケンブリッジ大学神経科学科の研究によれば、、、
人は、「儲かる」という期待だけで、
脳の報酬体系が刺激される。
「儲かるかも」という期待が、
脳の報酬体系を刺激することで、
実際の「報酬になる」のだ。
人の弱き心は、
簡単に潜在意識に負けてしまう。
それが魔法の薬のような”劇薬”なら尚更だ。
- 不労所得
- 再現性100%
- 1日5分で絶対成功
- ほんのちょっとチェックするだけで
販売者側からすれば、短期間で稼ぐには、
こういった劇薬を売るが最も簡単な方法。
最近は、詐欺的な輩でさえも、
いや、詐欺師だからこそ、ちゃんと理に適った形で、
消費者心理をついた販売戦略を仕掛けてくる。
これまで以上に、
消費者側にもリテラシーが問われるようになった。
情弱のままでは、
そんな奴等のお得意様から決して抜け出せない。
このブログでは、
そういったマーケティングの知識についても
積極的に触れている。
普段、商品を販売したりしない
消費者側に立つ人にこそ、
こういった消費者心理、
マーケティングについて学んで頂きたい。