世の中には、
出来るだけ多くのスキルを身につける事が、
目標達成への近道と考えている人が多い。
多くの人が自己投資をし、
自分の貴重な時間とお金を使って資格を取る。
比較的簡単に取れる民間の資格から、
高難度の国家試験まで、その種類も実に様々。
中には、誰でも短期間で取れるような
存在自体が無意味なものもあるが、
大概の資格は取得までにそれなりの時間と労力を要する。
貴重なプライベートの時間を削ってまで手に入れた、
大切な大切な資格。
上手く活用できている人にとっては、
かけがえのないものだろう。
だが、「なんとなく」とか「就職に有利」とか
そんな曖昧な理由で手にした資格というのは、
全く役にたちはしない。
履歴書の資格取得欄を埋め尽くす、
資格コレクターなどは典型的。
かつては確かに資格を取れば、
就職に有利だったりビジネスに役立ったり
した時代があった。
しかし、時代は常に移り変わる。
いつまでも過去の成功パターンをなぞるだけで
上手くいくならば、誰もが成功者だ。
今では単に資格をとっても意味がない。
税理士や司法書士といった、
今まで給与が高いとされる独占的専門職でさえも、
ここ5年で大きく所得は減っている。
高給取りと憧れの代名詞的な職業であった、
弁護士さえも例外ではなく、平均所得は半分まで
落ち込んでいるのだ。
もはや実益にそぐわないネームバリューのブランド力
だけでは、企業は見向きもしない。
MBAしかり東大卒しかり、知名度はあっても…
「で?」「だから?」というのが関の山。
逆に、下手に資格や肩書きを持っているが故に、
プライドが高く扱いずらいと敬遠されることすらある。
これからの時代、
あなたが望む生き方や働き方をしたいのならば、
今の世の中の流れや環境をしっかり把握し、
何が必要とされているかを見定める必要がある。
かつては有効であったカードが
今後有効とは限らない。
それほど今の社会は流れが速い。
スポンサーリンク
いつまでも輝き続ける
永遠のプラチナカードを手にすることは、
もはや現実的ではない。
そうであるならば、中途半端な錆びつく資格より、
マネーリテラシーやマーケティング、
コピーライティングといったいつまでも
風化する事のない、役立つ実践的なスキルを
身につけていった方が百倍有益だ。
コンテンツ・マーケティング64の法則
著者: アン・ハンドリー
↑↑↑詳細はこちら
ぜひ自分の頭で考え、
行動に移す為にも有益な情報を得て、
弱肉強食な非情社会を生き抜く力を
ぜひ養って頂きたい。