人は生まれながらに本能を持っている。
意識するしないに関わらず、
「腹減ったなぁ…。」
「眠くて死にそ〜」
「エロ本読みてぇー!」
コレぐらいの欲求は、
誰しもが必ず抱えている筈だ。
こうした生まれながらの欲求というのは、
誰かに学んだり強制されて身につけた
ものではない為、人の選択と行動に
多大な影響力を持っている。
後天的に身につけた欲求というのは、
程度の差こそあれ、意図的に意識して
制御することも可能だが、
潜在意識レベルの「本能」となると、
これはもう支配から逃れられる術はない。
本能は、この世に生を受けた瞬間から、
人間のさだめとして脳に組み込まれた
絶対的な欲求だ。
先に挙げた3つの欲求をはじめ、
人は8つの基本的欲求を持っていると言われる。
1.生存欲求
より太く、より長く生き延びて、
人生を満喫したい。
2.食欲
美味しい食べ物や飲み物を味わいたい。
3.安全欲求
怖いものや苦痛をなるべく遠ざけ、
危険を回避したい。
4.性欲
性的に交わりたい。
5.快適さへの欲求
快適な環境で生活したい。
6.優越感の欲求
他人よりも優れている自分でいたい。
7.愛情の欲求
愛する人を大切にしたい。
8.承認欲求
社会的に認められて評価されたい。
これらの欲求は、
365日&24時間休みなく働いている。
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すべての人間がいつでも持ちあわせている本能。
モノを売ろうとした時、
これらの強力な原理を利用して、
人の心を動かさない手はない。
では実際に、消費者心理を使用し、
どう人々を説得し、どう良質な
商品やサービスとお金を交換するのか?
次回からは、その具体的な方法を提示していく。