パチンコとFX。
この両者で稼ぐのに共通して必要なもの。
それは、まぎれもなく「期待値」という概念。
検証結果や稼動データといった
絶対的なエッジのある数値的根拠があってこそ、
初めて収益が生まれてくる。
「期待値」なくして、
両者で稼ぐことはほぼほぼ不可能であることは、
再三このブログでも述べてきた。
ただ実は、この両者における「期待値」の概念。
厳密な意味では、少しだけ意味合いが異なる。
今日は、その差異の部分のお話。
パチンコ
パチンコというのは、
とにもかくにも期待値を導き出すために必要な
データが予め全て確定値として出揃っている。
メーカー側はパチンコ台を出荷するのに、
厳正なる「審査」を通さなければならず、
厳密で正確なスペックの提示が義務付けられている。
つまり、ユーザー側は、
公表されているスペックを元に、
正確な「期待値」を計算することができる。
遊戯時にユーザーが対峙するのは、
常にスペックが決まっているデジタル機器だ。
機種等は違っても、
それぞれのスペックが異なるだけで、
確率は環境に依存しない。
全国一律、
どの地域でどの台を打ったとしても、
確率的には変わらない。
常にいつでもどこでも、
同じ計算式を用いることで、
期待値をはじき出す事ができる。
FX
一方、FXというのは、
パチンコのようなガチッとした
確定値が存在しない。
最低限のルールは定められていはいるが、
パチンコでいうスペックのような固定された
データを用いて期待値を導き出すことが出来ない。
相場というのは、
常に市場参加者がその度に異なる。
毎回毎回、取引ごとに人が入れ替わっている。
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一見、同じように見えても、
まったく同じ環境というのは二度と訪れない。
固定値のデータがない以上、
厳密な意味では、正確な期待値は導き出せない。
そこが相場の難しさでもあり、
同時に奥深さでもある。
じゃあ、固定値ではないデータを用いた
期待値の検証に意味がないかといえば、
実はそうとも言えない。
統計学的に有効な母数から導き出された
期待値には、確かな優位性が存在していて、
未来にも通用しうる可能性は十分に示してくれる。
俺らが出来ることは、
その可能性の高い方にかけ続け、
トータルでのプラスを目指すこと。
未来を予想しようとせず、
期待値の高い側で勝負して
リスクを最小限に抑える。
結局はこうした選択の繰り返しが、
あなたの手元に確かなリターンを
もたらすことに繋がる。