人生は選択の連続だ。
不条理に満ちた現代社会では、
誰もが先の見えない未来に「不安」を抱え、
確証のない選択を常に迫られる。
未来というのは、
誰にとっても曖昧で不安定なもの。
常にぼんやりと霞がかった雲のよう存在。
予知など到底出来ないからこその
将来への「不安」でもあり、「期待」でもある。
あなたも過去に、
決断するのに非常に時間を要す
多くの大切な「選択」があったに違いない。
人生には、ターニングポイントとなる
決断を迫られる時が必ずある。
究極の選択。
これを聞くと……
「マイク・タイソン(一昔前の超ヘビー級ボクサー)
に一発殴られるのと、1日中小学生に殴られるのなら
あなたはどっちがイイ?」
とか、
「う〇こ味のカレーとカレー味のう〇こ、食べるならどっち?」
という【難問】まで、ついつい考えてしまうwww
「あなたの目の前には、奇跡の”水”がある。」
「これを飲めば、比類なき将棋の強さが得られる事が約束される。」
「だがその代償として、あなたは家族、友人、その他すべての
大切な人と、今後一切の接触を断たなければならない。」
「さあ、どうする?」
こうある人から問われたのは、
棋士として有名な瀬川晶司。
彼は著書の中で、
迷うことなく、家族や友人、
大切な人との関係を「選択」すると述べている。
いくら強くなってみたところで、
誰からも祝ってもらえず、
喜びを分かち合える飲み仲間もいない。
そんな状態下で頑張ってみたところで、
例えタイトルを総なめにしても、
そこにはなんの価値もない。
やはり応援してくれる人がいて、
大切な人とのつながりがあって、
初めて大好きなことに打ち込める…と。
これをトレードに置き換えて考えてみる。
スポンサーリンク
「トレードがめっちゃ旨くなる代わりに、
大切な人とつながれなくなっちゃうけどOK?」
どうだろ?
うん、俺も瀬川氏と一緒だな。
人との関係性が「無」になった人生なんてつまんない。
たとえ地位や名誉、金をたらふく手に入れても、
ほーんと虚しいだけだと思う。
人間の自我は、他者があってのもので
社会の中で生きていく上で最も大事なのは、
紛れもなく人とのつながり。
どんな一匹狼でも、
孤独では生きてはいけないのが
人間の「弱さ」でもあり、同時に「魅力」でもある。
みんな「不安」も「恐怖」も内に秘めている。
真の意味での「一匹狼」なんていやしない。
そもそも俺の場合、
簡単に貰える”強さ”にもまったくもって興味がない。
俺にとっては、
「過程」や「経験」も、
人生という料理における、スパイスのひとつ。
ピリッっと辛味の効いた刺激的な人生の方が
確実に俺好み!
「苦労」も「喜び」もないフラットな甘~い人生は、
どうやら俺にはあっていないようだ。
涙あり、笑いあり、
そんな破天荒な人生こそが俺の生き様。
これからも自分の「軸」、
そして「信念」として貫いていきたい。