達人。
それは道を極めた究極的な存在。
その長年積み上げた膨大な知識量と、
ハードな修行に裏付けされた技術の数々は、
常人には到底身に付くことが叶わない
極上のスキル。
心身ともに洗練され、
様々な経験を経ることで、
ようやく”達人の域”に到達出来る。
師範代ともなれば、
更にそのレベルは”神の領域”へ。
今日は、そんな「合気道の達人」である
“師範代”が伝授する「秘伝の動画」をご覧頂こう。
タイトルは…
「ストリートで刃物を持った相手に
斬りつけられた際の切り抜け方」
では、こちらからどうぞ↓↓↓
はい。
まさかの「逃亡劇」。
いやー、素晴らしいよね!
え!?
何がって??
逃げっぷりが(笑)
…ってわけじゃなく、
その「選択」がね。
達人でも時には「逃げなきゃダメ」な場面が
必ずあるってこと。
どんなに知識や技術が優れてる人でも、
無理なものはムリだし、
駄目な時はダメなんだよね。
一見、当たり前過ぎることなんだけど、
渦中の本人からすると、、、
意外に気づかないケースが多い。
人間追い込まれると、本当に視野が狭くなる。
これは、頭の良さや能力はあまり関係がない。
プライドが高かったり、
逆にセルフイメージが低かったりと、
人は他者と比較することで己を評価し、
過剰な過信や卑下から慢心し、
冷静さを欠いて戦い続けてしまう傾向にある。
例えば、よくあるのは…
「希望の大学に入れなかったから自殺します」
とか、
「就活が上手くいかないからもう人生終わり」
とか、
メチャクチャ片寄った価値観。
はっきり言って、
「受験や就職が人生のすべてを決める」
なーんて考えは時代錯誤も甚だしい。
でも、それは仕方がないんだよね。
だって本人たちはその環境しか知らないから。
狭い価値観の中で生きてる人にとっては、
それがすべて。
「そんな価値観マジ、う◯こ」
ってことの本当の意味が分かるには、
その後の「経験」がやっぱ必要になるんだよね。
だって俺も、実際にそれを体感したのは、
二十代後半を過ぎてからだったし。
それまでは、随分と自信過剰だったり、
逆にダメダメだと思い込んだり…散々だった(笑)
で、話を戻すけど、、、
この動画を見て思ったのは、
「逃げれるなら逃げるのも立派な戦略だよな」
ってこと。
常に戦い続けて連戦連勝の人なんていやしない。
仮にいたとしても、
その人の人生には遅かれ早かれ
どこかで挫折を味わう日が必ず来る。
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常勝を目指しても、それは無理。
そうであるならば、
勝ち目がないときは逃げた方がいい。
わざわざ自ら死地へ赴くことはない。
自分のプライドや価値観の為に、
命をはって挑まなくたっていい。
大切なのは、
あなたが戦うと決めた
人生の節目の試練からは逃げないこと。
決して「常に」戦い続けなくても良い。
例えば、ドラクエやFFで考えて見て欲しい。
(なぜかまたロープレw)
HPが風前の灯の真っ赤な状態で、
無理に戦おうとはしないはずだ。
弱ってる時は、
薬草か宿屋で回復すべき。
(ホイミやケアルでもよい。)
そもそも「逃げる」のコマンドが
用意されている理由は何だろうか?
そう、「戦略性」だ。
逃げた方が有効な場面が多々あるのは、
ゲームもリアルも同じこと。
臨機応変に立ち回り、
結果的に経験値を貯めて
徐々にレベルアップすればいいだけの話。
Bossに挑むタイミングは人それぞれ。
各々がその時を決めればよい。
大事なのは、
一旦戦うと決めたらとことん戦うこと。
だってボス戦は逃げれないからね(笑)
ただし、逃げ回ってばかりいるのも考えもの。
俺はこれまで敵と戦わずして
経験値を得られるRPGは今のところ
見たことがないw
最低限のレベルアップと
戦うための武器はやはり必要だ。
ヒノキの棒じゃあバラモスには勝てないし、
ロングソードじゃあオメガは倒せない。
ほんの少しの経験値でいい。
スライム100匹でも、
ゴブリン100匹でも構わない。
自分に無理のない範囲で、
ベストを尽くしてコツコツ戦い、
成長していこう。
結局は、そんな地味で愚直な努力の積み重ねが、
最後には、ゾーマをなぎ倒し、神竜をも凌駕する
力を得ることに繋がる。
さあ、己の武器を磨いていこう!
あなたの「人生」という名のRPGは、
まだまだこれからなのだから。