スポーツや音楽って才能が必要っていうよね?
どの業界を見渡しても、
プロのプレイヤーっていうのは
凄まじい才能を秘めているように見える。
だが、今は超一流のそんな彼らも
最初は誰もが「初心者」だったわけで…。
人の能力は先天的な才能で決まるのか?
それとも、後天的な訓練で決まるのか?
ちょっと気になったので、リサーチをしてみた。
いろいろリサーチしてみた結果、、、
意外なほどに才能が成果を左右するっていう
科学的立証データはほとんど出てこなかった。
ほとんどは、訓練をちゃんとしてるか?
ってのが成果に結びついているというデータばかり。
ウォーレンバフェット
(投資の才能があるとしか思えない)しかり……
モーツァルト
(音楽の才能があるとしか思えない)しかり……
タイガーウッズ
(ゴルフの才能があるとしか思えない)しかり……
彼らは紛れもなく才能に恵まれている。
だから凡人は彼らのようには
決してなれないと思いがちだ。
だが調べていくと意外とそうでもないと
思わせる事実がいくつかあった。
彼らは才能以外の面でも共通点がある。
その共通点こそが、
彼らが一流になれた要因だと俺は考える。
結論から言うと………
それは、ちゃんとしたトレーニングを
ちゃんとした方法で長期間続けているという事実。
ポイントは期間。
大抵の人は、一年以内の期間で辞めていく。
10年、20年やるから一流になる。
どうやらこれに尽きるようだ。
例えば、世界の長者番付を毎年賑わせる
大富豪の投資家ウォーレンバフェット氏。
彼が投資を始めたのは14歳の時だそうだ。
イメージでは、かなり昔から稼ぎ続けている
と思われるが、兆単位の金を稼いだのは、
ほぼ、ここ最近10年でのこと。
今の彼の年齢は、70歳を超えているので
実際に超資産家になったのは60歳を超えてから
ということになる。
タイガーウッズも、ゴルフを始めたのは3歳の時。
若くして頂点を極めた彼も、
キャリアとしては相当な年月を費やしている。
父親がメンターであり、
コーチでもある恵まれた環境がウッズを育てた。
メンターがいて自分のやったことに対して
フィードバックがもらえるというのは特に重要だ。
驚くべきは、天才と呼ばれるモーツァルト。
彼は20歳そこそこで、
譜面をスラスラと書いたという。
各地には、様々な伝説的逸話が残っている彼だが、
それはやはり才能だけの賜物ではなかったようだ。
よーく調べてみると、
実は父親が有名な音楽家で、
教えるのがめちゃくちゃ上手いかった。
モーツァルトは十何歳かで
作曲したと言われてるが、
その一部はお父さんが手直ししたりしていた。
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独力で実際に作曲したのは24歳の時。
元々才能があったからと言われる人たちも、
分析してみると、ちゃーんとトレーニングを
ずっと受けているのがわかる。
5年続けるやつは100人中5人もいない。
10年続けるやつはその5人中1人ぐらい。
20年続けるやつはほぼ皆無。
実は、20年続ければ誰もが一流になれる。
誰でも鍛えれば強くなる。
ただ少しかじってみて、
無理だとすぐ諦める人が多すぎるだけのこと。
学ぶ際には、独学はおすすめしない。
どうしても成果とモチベーションの面で、
効率が悪くなってしまう。
キチンと成果が積み上がる期間というのは、
メンターがいてコーチとかいて、
初めて効率的に身につけられる。
フィードバックをくれて、
道筋を示してくれる人がいれば最高だ。
一番最悪なのは、
「俺にはこれは向いてないといって」
継続する前にすぐさじを投げる人。
たとえどんな才能を秘めていようが、
諦めてらそこで試合終了。
更にいろんなことにちょこちょこ
手を出しすぎるのもよくない。
これやってみてダメ ⇒ 積み上げが0。
じゃあコレやってみて ⇒ 積み上げが0。
この新商品なら ⇒ 積み上げが0。
これを繰り返すと結局何も身につかず、
いつまでたっても成長しない。
やるんだったらその人の思想まで
読み取るぐらいまでやりきらないと駄目だ。
偉大なメンターとして活躍する人たちは、
それぞれに思想があって哲学がある。
どちらも吸収するに値する人たちが、
世の中には沢山存在する。
自分の中で基準を決めて、
それに即したメンターをそれそぞれが選べばよい。