最近では、だいぶメジャーとなってきた
情報商材の存在。
一昔前であれば、
「情報商材?!何それ??」
といった反応ばかりであったのが、
実に懐かしいほど。
当時はヤフオクにも
情報商材のカテゴリーが出来たり、
誰も知らない未知の情報を求めて、
みな随分盛り上がったものだ。
現在ではASP(販売スタンド)も増え、
着実にその市場規模は拡大している。
だが、それなりの市民権を得た今でも、
あまりそのマーケットを公にしてして、
メインステージにあげようとは未だしないのが
日本社会の特徴。
商品単価が高く、市場自体はデカイのに、
メインストリームから外されていて
煙たがられている。
なぜか?
理由は簡単。
詐欺と呼ばれても仕方のないクズ情報を、
いまだ悪質な方法で販売し続ける輩が、
一定数存在するからだ。
今や詐欺の手法も進化していて、
ターゲットに合わせて戦略を練り、
コンセプトを考え、具現化するための企画をし、
実行に移す高度な戦術を用いるのはあたり前。
詐欺師というのは、
一流のディレクターでありプレイヤーでもある。
恐ろしい世の中だ。
もちろん詐欺といわれるのは
ほんの一部かもしれない。
だがそのほんの一部の商材だけで、
何百万、何千万という売り上げをあげ、
被害者は数百人単位で発生し続けている。
そして、そのほとんどが
「ネットビジネスで稼ぎたい」と思っている
情報弱者がターゲット。
ネットビジネスで稼ぎたいと考えている以上、
一般人よりはるかにマーケティングやライティング
といった知識には精通しているはず。
なのになぜいつまでも食い物にされるのか?
それは、詐欺師と呼ばれる人達が
都合のいい結果だけを集めて、
「ノウハウ」として販売しているからだ。
そのノウハウで過去に稼いだのは事実。
詐欺商材とはいえ、100%再現性がないかといえばそうではない。
ただしその多くは、現実的でない
多額の資金を使って広告をうつ戦略だったり、
毎日徹夜で作業してやっと実現可能なノウハウだったりする。
「やれば稼げるのに…結果が出ないのは
やっていないあなたの責任」
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実に巧妙な手口だ。
他にも、
「誰でも簡単に出来て真似するだけ!」
といったコピーで売るだけ売って、
実践者が増えて飽和したら、売り逃げ。
そして懲りずに、また新たな商材を発売。
以下ループ……
こんなパターンもある。
こうしてわずかな例を見てみるだけでも、
知らない人からすれば
ゾッとするような話かもしれない。
しかし、これが現実だ。
物事の本質は表層からは隠されていることが大半。
あなたも知らないうちに
いつ洗脳されてもおかしくはない。
説得の心理技術
著者: デイブ・ラクハニ
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騙されないためには、
相手の手口を知ることがまず大切。
詐欺師の「いいカモ」にならない為にも、
まずは武器を手にして欲しい。