いよいよカジノの合法化へ向けて、
国会での審議が本格化してきた。
統合型リゾート施設の整備を推進する法案
(通称:IR法案)の是非に注目が集まっている。
初めての党首討論の席では、
民進党代表の蓮舫氏がこんな発言をしていた。
「カジノは賭博です。
刑法で懲役刑として禁止されています。」
「カジノはなぜ問題なのか。
それは負けた人の掛け金が収益だからです。
サービス業やものづくり産業のような、
新たな付加価値は全く生み出しません。
これのどこが成長産業なんでしょうか。」
う~ん・・・
なんとも野党らしい、
上辺だけの薄っぺらい批判だ(笑)
俺はカジノは立派なサービス産業だと
思っているし、ちゃーんと娯楽としての付加価値を
お客さんに提供していると思うんだがなぁ。
言うまでもないことだが、、、
カジノだって相当数の雇用者がいて、
従業員が存在する。
プロのディーラーがいて、
プロのエンジニアがいて、、
それぞれが相応の努力と鍛錬を経て、
プロ意識をもって働いているし…
長年かけて、夢叶った
スタッフや関係者だって相当数いる。
蓮舫氏が言うように、カジノ自体を…
「新たな付加価値は全く生み出さない」なんて
言い切ってしまえば、それこそこの世の中の会社の殆どが、
付加価値なんて生み出せていないとさえ俺は思う。
- 過剰な広告で不必要なものを買わせようとするメーカーも…
- 無駄に恐怖心や不安を煽ってサービスを押し売りする保険会社も…
- 勝てもしない金融商品をごり押しする証券会社も…
やってることは何ら変わらない。
ハッキリ言って、情弱向けで
利益を上げているような会社は、
付加価値なんて生み出せはしないし、
そんな会社は、民間には星の数ほど存在する。
お金を搾取されているのは、
何もギャンブラーだけじゃあないし、
そういうことを棚に上げた議論なんて、
なーんも意味はない。
ギャンブルだから…とか、
掛け金が収益だから…とか、
そういう上っ面の議論なんて要らない。
そもそも、蓮舫氏の発言を真に受けるならば、、、
現状、公営ギャンブルの場で働いている
JRAの職員、額に汗して頑張っている
パチンコ屋の店員、宝くじ売り場のおばちゃん、、、
こうした人達は、
何も生み出していないことになる。
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これって要は、完全に公営ギャンブル関係者
への暴言じゃあないの??
もちろん、誰もが批判するように、
ギャンブル依存症に関しては、
何らかの対策は取らなければならないし、
慎重になるのは致し方ない。
だが、その対象がギャンブルになるかどうかは、
結局、本人次第なのだから、
国がどうこうと口を出すところじゃあない。
合法的な選択肢は用意して、
あとは自己責任の範囲で遊戯する。
それでいいと思うんだが。
俺にとっては、
パチンコなんかは完全にATMですらあるが、
素人からすれば、完全にギャンブルでしかない。
株やFXだって、勝てる奴にとっては
投資かもしれないが、勝てないやつにとっては、
単なるギャンブルなのだ。
元々、会社なんてぇものは、
もれなく何らかの営利目的の側面があるのだから、
ステレオタイプ的に「ギャンブル悪!」みたいな
風潮は、特に俺は許せない。
まぁ、これはあくまで俺の見解なので、
治安が悪くなるからいやだとか、、、
興味すらないからどうでもいいとか、、、
見解は人それぞれあっていいと思う。
今日はちょっと愚痴っぽくなっちまったが、
ちょっと気になったので、記事にしてみた。
だが、こんなことを好き勝手に書けるのも、
個人ブログの醍醐味だ。
たまには息抜きに書く、
時事ネタも楽しいものである。