今の場所に引っ越してきて、丁度1年が経つ。
時の流れは速いもので(完全におっさん)、
この1年はほんっっとにあっという間だった。
年を経るごとに、
時間の体感速度が増していくという俗説は、
どうやら嘘ではないようで……
このままだと40代もすぐそこか、、、
うん、これはマズイ。(涙)ガクガク…ブルブル…
去年の今頃は、なかなか引越しの準備が進まず、
ヒーヒー言っていたのを思い出す。
引っ越して間もないうちは、
まったくもって土地勘もなく、
その辺をウロウロするだけでも
なんだか新鮮で楽しかったっけな…(遠い目・・・)
家の近くに俺好みの地味な「たこ焼き屋」を
発見したときには妙にテンション上がったなー。
あっ、そういえばあの「たこ焼き屋」、
最近行ってないや。
久々にたこ焼き買いに行ってみっか!
↓
新しい味でてるかな?
(うーん、迷う)
↓
でもやっぱシンプルにソース味かな
(ドキドキ♪ワクワク♪)
↓
「閉店」のお知らせ。
(ご愛顧ありがとうございました。)
↓
・・・・・・。
(呆然)
↓
今ココ。
って、マジかよーっっ!
結局2回ぐらいしか食えんかったわ。
にしても、なんで潰れちゃったんだろ?
せっかくだから
マーケティングの視点から考えてみる。
1.テーマ
気軽に食べれる素朴な雰囲気のたこ焼屋
2.お客さん像
近隣に住む「買い物」帰りの主婦。
商店街をぶらつくファミリー層。
3.異質化
4個入りの小分けパックを販売。
4.ライバル
近隣には1件もない。
というわけで、
いわゆる戦略を見てみるが、、、
マーケティングの美学としては……今一歩。
とにもかくにも「普通」なのだ。
その店でなければならない理由、
要は…「強み」となるものが見当たらない。
更に詳細を分析すると、、、
【問題点1】
味に特徴がない。
2回しか食べたことがないのもあるが、
それにしても肝心の「味」が印象に残っていない。
悪い意味で「無難」なのに加え、
メニューのバリエーションが少ない。(三種類のみ)
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【問題点2】
お客さんへのもてなしが足りない。
片田舎の住宅街の一角なので、
店舗の土地は広めで開けていた。
テナント料も安く抑えられているハズ。
にもかかわらず、
店頭にその場で食べれるような
憩いのスペースが設けられていなくて残念。
看板や販促のPOP等もなく、
地味すぎて気づいてもらえていない。
【問題点3】
店主に愛嬌がない。(無愛想)
気軽にリピートしたくなるような
明るい雰囲気が店内から感じられない。
真心がこもっていない接客が透けて見える。
っと、ちょっと考えただけでも、
潰れるには十分な理由が沢山出てきた。
たこ焼屋のライバルというのは、
もはや同業者に限らず、
様々な大手のコンビニや飲食店も
対象となる厳しい世界。
小規模のお店が生き残るには、
味や内装的な「付加価値」はもちろんのこと、
なによりも「真心&おもてなし」が絶対的に欠かせない。
これからの時代は、
零細的なお店であればあるほど、
こういった「真心サービス」が重要な役割を果たす。
あくまでも考慮すべきは、お客さんへのおもてなし。
常にそういった視点に立ち、
ベネフィットを提供し続ける店だけが、
今後は生き残れることになる。
基本的なことなので軽視しがちだが、
物事の本質は”基礎”にあり。
今一度、原点に立ち返った
マーケティングを構築していこう。