世の中には、アナリストやエコノミストと呼ばれる
専門家が発信するニュースや情報を頼りにトレードをする人達がいる。
アナリストは、
金融商品の動向を分析する専門職だし、
エコノミストは、
金利、雇用、インフレ、政策などの動向を予測する専門家だ。
なるほど、確かに彼等の情報を信じて取引すれば、
酷い事にはならなそうだ。
もしかしたらあなたも、
有料無料問わず、一度くらいは、
そういった金融や経済のプロの情報を
受けとった事があるかもしれない。
結果はどうだっただろうか?
難解な専門用語の羅列を読解するのに精一杯で、
完全に放置状態になってないだろうか?
「どこの捨てアドで登録したっけ……!?」
もし、あなたがそんな形で存在そのものを
忘れてしまっている状態なら…
かなりラッキーだ(笑)
2度と思い出す必要はない。
その存在を思い出しさえしなければ、
これ以上傷口を広げなくて済む。
ズバリ言おう!
彼等の情報では、
いつまでたってもトレードで勝つ事は出来ない。
彼等がやっているのは、
未来を予測するという行為そのもの。
テレビや雑誌では、円安はまだ続くだの、
なんちゃら指数の動向が気掛かりだの
ウンチクを存分に発揮し、もっともらしく説明する。
後日、見解が当たればそれ見たことかと
威張り散らし、ハズレれば後付けの
言い訳タイムが展開される。
これで給料が貰えるのだから、
この上なく美味しい仕事。。。
だが、こういった連中を、
勝ち組のプロトレーダー達は一切信用しない。
何故なら…
未来は全くわからん事を、
本当の意味で心底理解しているから。
スポンサーリンク
俺らが見る事が出来るのは、
チャートの右端までで、
それ以降はどうなるかなんて、
誰にもわかりゃしない。
テクニカルやファンダメンタルを
いくらこねくり回したところで、
これは変わらない。
勝ち組やプロトレーダーが、
テクニカルを参考にするのは、
次に起こる『確率』を知る為であって、
ピンポイントで未来を予想するのとは異なる。
一見、初心者には同じ事のように
映るかもしれないが、
この違いはとてつもなく大きい。
大事な事なので、腑に落ちるまで
何度も読み返すこと。