映画『バクマン。』の評価と感想&マーケティング視点からのレビュー

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bakuman

今日は、人気コミックの実写化映画
『バクマン。』を観てきた!
(in 新宿ピカデリー)

【概要】
日本の少年漫画界の頂点!
週刊少年ジャンプでの連載を目指す!!
2人の男子高校生が繰り広げる奮闘&情熱
を描いた青春マンガ活劇。

……と、まぁこう書くと、
なんだかありきたりな邦画っぽいし、
実は俺自身、この作品の原作は未読で、
最近までその存在すら全く知らず、
あまり期待はしていなかった。

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たいした予備知識もなく、
ジャンプ世代としてはたまらないPVを観て、
フィーリングだけで鑑賞してみたのだが、、、

先ずいきなり結論から。

俺的な感想&評価は………

うん、最高!文句なしに面白かった!

とにかく熱い!熱すぎる!!

スポコン漫画はちょーっと食傷気味で、
ちょーっとお腹一杯な俺でも、
リアルな「漫画家」という職業観に、
すんなりと感情移入することができた。

物語全般に散りばめられた
編集部のリアルな描写や細かいネタの数々は、

「あぁ、みんなジャンプ愛してんだなー」
「ほんと、青春の1ページだったよなー」

っと、素直に懐かしさと愛敬を
感じさせるには十分なものばかり。

ジャンプ黄金世代で育った
俺のような30代のおっさん世代には、
まさにどストライクな内容だった。

物語の背景として常に流れるテーマは、
「友情、努力、勝利」。そして「恋愛」。

青春映画としては王道で、
かなり使い古された感のある青臭い要素を、
あえて前面に押し出して描くことで、
その意味合いをシンプルに強調。

これらがバランスよく配置されることで
生み出されるテンポのいいストーリー展開が、
個人的には実に心地よかった。

20巻以上にわたる原作の膨大な物語を、
うまく2時間という時間枠内に落とし込んだと思う。

作中でメインとなる
主人公達がマンガを執筆する場面ひとつとってみても、
プロジェクションマッピングやVFXといった
最新技術がうまくミックスされ、
飽きの来ないように工夫されていたし、
オープンニングの入りやエンドロールに至っては、
製作者側のジャンプ愛を感じずにはいられない
演出に「ニヤリ」とさせられた。

最近は原作ありきの映画が多く、
そのほとんどが単なる焼きまわし的な
映像化に終わる中、
今回の「バクマン。」は久々の成功例だと思う。

特に、俺のように原作は知らないけど、
「ジャンプの表紙を見るだけで胸熱!!!」
みたいな層の方にこそ、この映画を見て欲しい。

必ず心に響くお気に入りシーンが見つかるはず。

絶対オススメ!

P.S.

……と、このまま終わると、
単なる映画の広報担当者になってしまうので(笑)、
マーケティングの視点から分析を少し。


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この映画の優れている点は、
なんといっても王道的なストーリーライティングに
あると思う。

マーケティングの世界では、
多くの人から興味・関心を得るために
古くから「神話の法則」といった
共感を得るための「型」が用いられるケースが多い。

神話の法則↓↓↓
—————————————–

1,日常の世界

2,冒険への誘い

3,冒険への拒絶

4,賢者(メンター)との出会い

5,第一関門突破

6,試練、仲間、敵対者

7,最も危険な場所への接近

8,最大の試練

9,報酬

10,帰路

11,復活

12,宝を持っての帰還

—————————————–

ディズニーのアニメしかり、
ハリウッドの映画しかり。

長年にわたり多くの人に愛され続ける作品には、
何かしらの共通する話の流れが確かに存在するのだ。

いつの時代も人の心に響きやすい
メンタルトリガーというのは、
根本的には変わりはしない。

今回の「バクマン。」をみても、
非常に基本に忠実なのが見て取れる。

それは、ターゲットとする客層を、
原作を知る一部の人に限定せずに、
週刊少年ジャンプ自体が好きだった、
俺のような潜在的な見込み客にまで
対象の範囲を広げたかった結果だろう。

単純にエンターテイメントとしても
十分楽しめるが、こういった「作り手」の
視点から作品を見てみるのもまた一興。

映画一本からでも様々なことが学べる。

いろんなことにアンテナはって
日々自身の成長へと何事も繋げていこう。





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モノクローム人生のインタベンショニスト

投稿者の過去記事

1979年生まれ。血液型O型。
格闘ゲーム(ストⅡシリーズ)が趣味。
ストV(2016年2月18日発売)で、
”ガチプロ”目指しやり込む予定。
長野県出身で現在は東京都在住。

ネーミングは…
トレードの世界が常に
「グレーゾーン」であることに由来。

灰色で曖昧な相場の世界を
如何に根拠ある形で明確化していくのか?
これが最大のテーマ。

モットー(信条)は、、、

「極力裁量を加えない事が、最高の裁量判断」

ポートフォリオの概念を
積極的に取り入れることで、
収入源のリスク分散化に成功する。

収益の柱となり得る"資産"を形成すべく、
ネットビジネスにも積極的に着手。

依存せずに好きにハマって
人生を満喫する”生き様”を提案している。

プロトレーダーとして活動する傍ら、
現在、パチプロ、マーケッター、
インタベンショニストとしても活躍中。

      サイト運営者:モノクローム


     【人生のインタベンショニスト】



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