FXと外貨預金。
この二つはなんとなく似ているので、
実際に取引をしている人の中にも、
何が違うのかあまり意識していない人もいる。
では、一体何が違うのか?
今日は、
FXと外貨預金の仕組みの違いを見てみる。
FXと外貨預金の決定的な違い。
それは、FXが証拠金を預けるのに対し、
外貨預金はお金を預金するという点。
どちらもお金を預ける点は同じなのだが、
そのお金の意味合い自体が違っている。
FXは証拠金取引なので、
レバレッジをかけて取引をすれば
為替レートの変動量によっては、
すぐに資金を失ってしまうことがある。
その反対に外貨預金の場合は、
預金なので為替レートの変動によって
その預金の価値が変動はすれど、
為替レートが0円にならない限りは、
資金をすべて失うことはない。
こうみると一見、
FXのほうがリスクが高くて
損をする金融商品のように見える。
しかし、これはあくまでも
FXと外貨預金を同リスクで考えた場合。
FXではレバレッジを使うことが可能だ。
レバレッジを1倍で取引する人はあまりいない。
証拠金に比例した金額だけ外貨を買えるので、
為替変動による証拠金不足を心配する必要はなくなる。
そうなったとき、
FXには、外貨預金にはないメリットが出てくる。
そう、スワップだ。
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このスワップは毎日もらえる利子のようなもの。
外貨預金の利子とは比べ物にならない程の高利率。
外貨預金よりもFXが得だといわれる理由がここにある。
同じくらいのリスクで考えれば、
FXの方が遥かに利回りがよい。
また、外貨預金の場合は、
FXの手数料(スプレッド)の何十倍もの手数料を
支払わなければならない。
その点でも、FXの方がかなりお得だと言える。