FXとは、「Foreign Exchange」の略だ。
日本では「外国為替証拠金取引」なんて
呼ばれたりもする。
名前だけを見ると、
なんとな〜く響きはカッコイイけど…
まぁ、初心者には
なんのこっちゃって感じだよね。(笑)
じゃ、なんだか小難しいけど…
外国為替って何者よ?
まず、ここからわかりやすく
簡単に解説してみる。
外国為替の「為替」って言葉は、
聞いたことあるかな?
簡単に言うと、
「何かを交換する」という意味。
だから、外国為替とは
「外国の何かを交換する」ってこと。
で、ここでいう「外国の何か」っていうのが、
その国の「通貨」なわけ。
外国為替 = 外国の通貨同士を交換すること。
また、テレビの経済ニュースなんかでは、
度々「為替相場」なんて言葉も使われてる。
新聞なんかを見ても、
「昨日の為替相場は、1ドル○○円でした」
なんて見出しを1度くらいは見たことがある筈だ。
ちなみに「1 ドル○○円」というのは、
ドルと円を交換するときに、
どれだけのお金が必要か?
ということを表している。
つまり、1ドルを○○円で交換できるということ。
為替相場 = 通貨同士を交換する市場。
こんな感じ。
なんとなくイメージ位はわいたかな?
まあ、厳密な用語の意味なんて、
実際に取引する際には、
大した意味をなさないので、
大体のイメージが掴めればOK!
では次。…証拠金取引って??
これを見ていく。
FXは証拠金を元手に取引をする投資だ。
証拠金とは、保証金とも呼ばれ、
証拠金を証券会社の口座に
預ける(担保する)ことで、
初めて取引を行うことが出来るようなる。
この証拠金の額は、FX業者ごとに異なるので、
最低限必要な額をよく確認してから
入金するようにしよう。
今回は、わかりやすくするために
あえて「1万円を入金した」と仮定して説明する。
では、1万円の証拠金で
どれだけの取引が出来るのか?
ドルと円の交換による FX取引を行う場合、
1ドルが100円だった場合、
10,000 円(証拠金)÷100円=100ドル
したがって、100ドル購入することが出来る。
FX取引は、為替レートの変動を使って、
利益を出していく取引なので、
1ドル100円で買った後に1ドル110円になったら、
スポンサーリンク
100ドル×110円=11,000円になり、
最初の10,000円からみると、
1,000円の利益となる。
この例では、わかりやすくするために
簡単に110円としてはいるが、、、
通常10 円の為替レートの変動が起こるには、
かなりの期間を要する。
そこで登場するのが「レバレッジ」の存在。
FXでは「レバレッジ」というものを使うことが
可能となっている。
レバレッジとは“てこ”という意味で、
小さな力で大きな力を動かすことが出来る。
例えば、今回のケースで
仮にレバレッジを25倍かけたとすると、
証拠金10,000円×25倍=250,000円
となり、1万円の証拠金で25万円分の取引を
行うことが出来る。
このレバレッジを使えることが、
FX取引の最大の利点であり、魅力だといえる。
僅かな証拠金さえ用意すれば、
実際にはその数十倍もの取引を行うことが、
充分可能なのだ。
じゃあ、さっきの例でどれ程の効果があるか、
早速見てみよう。
1ドル100円で購入したドルが、
後に1ドル110円になった場合、
250,000円÷100円=2,500ドル(購入時)
2,500ドル×110円=275,000円
(1ドル110円になったとき)
275,000円 − 250,000円 = 25,000 円(差額)
となり、1万円の証拠金で、
2万5千円の利益を生み出すことが出来る。
FX とは、証拠金にレバレッジを使うことで、
実際よりも大きな金額の取引が行えるため、
少額のお金でも大きな利益が得られる
かなり魅力的な金融商品だといえる。